Archive for 5月 2013


英文は単語の集まりではない

5月 31st, 2013 — 7:41am

部品

分解好きなマニア

中学生の頃の勉強法を思い出してみると、おもちゃを分解するように英文をこれでもかとバラバラにしていませんでしたか?冠詞や前置詞なども可能な限りバラバラにしてから個々を訳していきます。

「これ、ほしい、こと、作る、あなた、幸せ」

そんな和訳が出来上がってから考えるのです、「どういうこと?」って。一休さんのように座禅を組んでとんちを利かせながら想像して、自分の中でつじつまが合うように日本語で作文するのです。

このように基本的に単語主義な勉強法だったのではないでしょうか?理解できない英文はとにかく分解してそれぞれの単語の意味を辞書で調べて英文通りにならべて想像します。

また単語さえ知っていればどんな英文でも読めるという都市伝説を信じきって単語ばかりを追いかけていました。英語の勉強といえばほとんど英単語の暗記学習だったような気がします。

その結果は?

ところで、コミュニケーションについて面白い調査結果があります。

アルバート・メラビアン

アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンの調査結果が実に興味深いです。

もともと英文は順序とアクセントによってその意味が成り立っています。同じ単語を使っているのに並べ替えると意味が変わってきたり、同じ英文であるのにアクセントの位置を代えることで意味が変わってきます。

さらに直接対面して行う会話ではジェスチャーの要素も加わり相手に情報が伝わっていきます。アメリカ人はジェスチャーがオーバーなイメージが強いですが、そのジェスチャーもまたコミュニケーションの一部なのです。

アルバート・メラビアンの調査によると情報伝達するための要素は

  1. ジェスチャー55%
  2. トーンやアクセント38%
  3. 言語7%

とのことです。意外なことに言語とそのトーンやアクセントよりもジェスチャーの方が過半数を得ています(゚Д゚≡゚Д゚)考え方によれば英語力45%だけマスターしてあとはとにかくジェスチャーばかりでもコミュニケーションが成り立つということになります。

ちょっとムリがある(^_^;)

見方を変えれば無茶苦茶な英語でもそれ以外の要素で93%の情報伝達ができるということになります。

どうでしょうか?

確かにジェスチャーは豊かな表情と動きで伝えられることがありますが、コミュニケーションは言語ありきではないでしょうか?ジェスチャーだけでお得意様にプレゼンテーションできるはずもありませんし、相手が無茶苦茶な英語とジェスチャーで話していると聞いているこっちがすぐに疲れてしまいます。

そんなコミュニケーションスキルはいらないですよね┐(´∀`)┌確かにジェスチャーはコミュニケーションを補完する要素ではありますが、やはり読んだり聞いたりする際には言語力が必要です。ジェスチャーでなんとか伝わる英語スキルでは洋書も洋画も楽しめませんし、電話での会話やジェスチャーのない相手の話がまったく理解できない状態になってしまいます。

分解せずに取り込むクセ

効果的な方法は頻出する表現のかたまりを暗記することです。よく「英語は頭から理解する」という話を聞きますが、要は、聞こえたままを聞こえた順に理解していくということです。

当たり前と言えば当たり前なのですが、日本語でのコミュニケーションでも相手の話を最後まで聞いてから全体を理解しようとすることはしません。

「面白いことがあって、/会社帰りに/電車に乗っていたら/コスプレしているオジサンがいて/思わず笑っちゃった」とスラッシュで区切ったようにかたまりとして聞こえた順に理解してきます。

つまりは、英語はかたまりとして覚えたほうが理解力が格段に上がりますし、逆に単語だけで暗記してもなかなか英文を理解するレベルへは到達できません。

なるべく短時間で英会話をマスターするためには頻出度の高い順にマスターしていくことになります。日常的によく使われている表現から覚えていくことで理解できる英文もどんどん増えていきます。

ちなみに頻出表現だけを追いかけるのではなく、できることなら英文を大量に暗記していくうちに頻出表現だけが記憶に残っていく状態が理想です。自分の中で結果として頻出度を割り出していくイメージです。

多くの英文をインプットしていくと頻出度の高いかたまりは何度も遭遇するので、自然と再学習の回数が増えて長期記憶に残っていきます。

スポンサーリンク

RSS

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
←クリックしてRSSリーダーに登録すると、無料でこのブログの最新記事を受け取ることができます。



Comment » | 大人の英会話勉強法

Back to top