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リスニング学習を強化するプレレッスン

6月 30th, 2013 — 10:54am

アプローチ

アプローチはひとつじゃない

英語学習には様々なアプローチがあります。登山をするなら安全性などの観点から登山道が決まっていますが、英語を上達させて頂上へ登るためにはどこから挑戦してもOKです。登りたい場所から登りたいルートを選び、自分の好きな道具とペースでコツコツと継続して足を運べばいつか頂上にたどり着いてすばらしい景色を眺めることができるでしょう。

語彙強化から

その登山道のひとつに英単語強化があります。英文というものは英単語の並びに過ぎませんから英単語をすべて理解しているなら文法を知らなくてもある程度の英文が理解できます。

日本語であっても文章のつながりを理解していなくても単語の意味をひとつひとつ並べていけば全体の意味が推測できます。「私、行く、会社、電車、毎日」という具合に単語だけを拾っても文章の全体像は理解できますが、所詮推測の域を出ないのも事実です。

He was nicely turned out.

とても簡単な英単語しか使われていないので、単語の意味を拾うことには苦労しませんが、全体の意味を正しく推測するためには単語同士のつながりを知っている必要があります。この文章が「彼は立派な盛装だった」という意味であることは、英単語のひとつひとつを理解していてもつながりを理解していなければ導けないでしょう。

また、英単語だけを強化しても文章を組み立てるのは文法というルールに従う必要がありますので、いくら知っている語彙数が増えたところでいつまで経っても英会話はできるようにはなりません。

リーディングから

ほとんどが自分の理解できる文章で構成された英文に大量に触れることで、A=Bというルールを知る学習ではなく経験によってそれを会得することができます。

解説されたものをひたすら覚える方法ではなく、英語表現が様々な状況で使われているものを実際に読んで推測する多読方式です。一般的に多読は大量の英文を読むためにストーリー性のある小説を教材に選ぶことが多いので、内容が面白く興味を持って学習を進めることができます。

しかし多くの書籍を用意するためにはコストがかかるため、どのようにして小説を入手するかという工夫が必要です。また、英語を英語で学ぶスタイルですのでつじつまさえ合っていれば少し間違えた意味のまま理解してしまうデメリットもあります。

リスニングから

英会話の原点は音です。人と人が直接会って「自分の伝えたいことを話す」「相手の伝えたいことを聞く」というやりとりが英会話ですから英語の音を知らない限り英会話ができるようにはなりません。

音を理解することで「音=スペル」「音=意味」というリンクができあがり、「スペル=意味」の橋渡しができる上に、リスニングで音を理解しているためスピーキングの学習がかなり軽減されます。

2つのリスニングアプローチ

リスニング学習法のひとつは、何が話されているかを知らない状態で何度も聞き取る方法です。その英文に対する予備知識がないために集中して音を聞き取る必要があります。

1回目より2回目、2回目より3回目と少しずつ聞き取れる単語が増えてくるので、そのうち文章の意味が推測できるようになります。

しかし知らない単語は何百回聞いても聞き取れないというデメリットを含んでいますので自分の理解できるレベルと同じか、ほんの少し上の素材選びが重要です。レベルが高すぎるとまったく理解できないものを何度も集中して聞かなければいけないためにかなりのストレスとなってしまいます。

リスニング学習法のもうひとつは、何が話されているか完璧に知っている状態で繰り返し聞く方法です。この場合はすでに英文についてスペルも意味も完全に頭に入っているため、それらと音のつなぎ合わせ作業がメインになります。

どの部分がどのような意味なのかを把握した上で音を聞くので、理解が早いということがメリットです。英単語のつながりによって変化する音や、単語のつながりを塊として音で理解することができます。

プレレッスン

時間のない大人の勉強法では「英文を理解してから聞く」方法をオススメします。時間がないという理由だけでなく、知らないものを聞くより知っているものを聞く方が学習から習得まで短時間で落とし込むことができるからです。その具体的方法は何も真新しいものではなく、

  1. 読む
  2. 理解する
  3. 書き写す
  4. 覚える

これを徹底的に行ってから集中してリスニングします。単語の発音だけではなく、アクセントやリズムにも注意してまったく同じように自分でも発音してみます。

英文と同じ状況下で、何も見ずに理解して感情を伴った状態でその英文をスピーキングできることがゴールです。そのために「知っている」から「使える」レベルにまでとことん自分に刷り込みましょう。

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