必要な語彙数を芋づる式に発掘して増強する2パターン

発掘

スピーキングの必須要素

ネイティブと楽しい会話をするためにはリスニングと同じようにスピーキングもできなければいけません。相手の話は理解できるけど自分の意見を話すことができなければ、話し相手はまるでお地蔵様に一方的に話しかけているような心持ちになりますよね(ill´Д`)

言葉はよくキャッチボールに比喩されるように投げたものは返ってこなければ成り立ちません。相手の問いかけに対してあなたがいつも言葉もなくジェスチャーだけで反応していたなら、相手はあなたが何を考えているのか、何を言いたいのか、自分の気持ちは伝わっているか常に疑問を感じてしまうでしょう。

ではスピーキングに必要な要素とは?

語彙数

知らない単語を話すことはできません。当たり前すぎて空気のようにその価値を評価されないことが多いばかりか「単語だけ知っていても話せないよ」と逆に悪者扱いすらされる始末です。

しかし必要最低限の語彙数を知らなければ自分の意思を相手に伝えることはできません。単語も知らずにコミュニケーションがとれる人なんてサザエさんに出てくるイクラちゃんくらいです。「ハーイ」「バブー」の2語だけであなたはネイティブと会話ができるでしょうか?

発音

いくら単語を知っていても正しく発音できなければ相手に伝わりません。1万語の語彙数を完璧に覚えていたとしても下手な発音ではほとんど会話することはできないでしょう。

場合によっては、発音が悪いがためにとんでもない誤解を受けることすらあります。

例えば何かを購入するときに「4つ下さい」と「four please.」というところをカタカナ発音で「ホープリーズ」と言ってしまったなら大変です。ネイティブには「whore please.」と聞こえてしまい、その意味は「売春婦をよろしく」となってしまいます。ヘタをすれば警察を呼ばれるほど相手には失礼な表現ですねΣ(゚Д゚;)

スピーキングは相手に伝わってこそ成り立つものです。

英作文

さて、習得した十分な語彙数もあり発音もOKであればコミュニケーションは大丈夫か?と言えばそうでもありません。単語の構成が無茶苦茶であれば何を言っているかまったく分からなくなります。

「お母さんと買い物に出かける途中で丸々とした子犬を見た」という英文の構成が無茶苦茶であれば「買い物を見た丸々としたお母さんが子犬と出かけた」という意味不明な文章になりかねません。

言葉には単語の意味と同じように順序の意味が存在します。その単語がそこに配置されているならコレという特定の意味を持つようになります。

日常会話に必要な語彙数

アメリカの教育学者であったソーンダイク氏の著書に興味深い調査結果が紹介されています。それは専門的ではない日常英会話で使われる単語において、一定の語彙数がどの程度その会話をカバーできるかを調査したものです。

1000語・・・89.61%
2000語・・・95.13%
4000語・・・98.73%
5000語・・・99.20%

日常英会話に限らずにすべてのコーパスを対象にすれば当然この割合は下がってくると考えられますが、日常英会話であればたった1000語で9割近い英会話を理解することができるようです。頻出度の高いわずか1000語がどれほど重要かを知るためにとても参考になるデータです。

裏を返せば日常英会話は誰にでも理解できる易しい単語で成り立っていることを意味しています。確かに法律や医学などの専門用語ばかり頻出する日常会話なんてありません。日常英会話では誰でも理解できる基本の英単語がほとんどですから、これから数多くの語彙数をマスターしようとするよりは「通じる英語」を意識して単語力を身に付けていけば自分でも驚くほどの効果があるでしょう。

オヤジギャク

語彙数を圧倒的に倍増させるための方法が2つあります。一つ目は接頭語と接尾語を利用した語源で覚える方法です。英語という言語の生い立ちを知ることで初めて見る単語であってもおおよその推測ができるようになります。

by カエレバ

ただ、この方法はとても強力である一方で単語とは別に語源を覚える必要があって大変です(^_^;)なので私はズボラ方式で知らない単語は似た単語と抱合せてセットにする方法で語彙数を増やし続けています。語源を基準に覚えることに近い方法ですが、私の場合は語源にこだわらずに単純に似ている部分を見つけ出して似た者同士をくっつけるようにしています。

これはまさに私たち世代の得意なダジャレを考える思考回路と同じです。表面的に似ている単語を知っている語彙の中からピックアップして当てはめる作業です。「○と言えば△、△と言えば□、□と言えば○」というようにひとつのグループとして覚えてしまいます。

グループの中にはすでに知っている単語が含まれているので記憶の糸をたどることが用意になりますし、まだ記憶に定着していない単語に遭遇しても「あの単語に似ている」とリンクさせて意味を推定することができるのです。

連想ゲーム

語彙数を増やすもうひとつの方法は、その場面から連想できる単語をすべてピックアップしていくという草の根作戦です。言語はひとつのジャンルで頻出度が極端に高くなるグループを持っていますので、グループ単位で単語を覚えていくと効率的です。

例えば、
友人とコンサート会場にいる場合に使われる単語
片思いの彼女をデートに誘う場合に使われる単語
その彼女と遊園地に出かけた場合に使われる単語

目に見えたものだけでなく、頭を柔らかくして関連しそうな単語をすべてピックアップしましょう。そこではどんな会話が交わされそうか?その会話はどのように発展していくか?マインドマップを作成するようにどんどん枝葉を伸ばしていけば語彙数はあっという間に激増します。

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Category: 大人の英会話勉強法 | Tags: Comment »

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