ネット辞書で最重要動詞をマスターする

黒板

難易度とスキルは比例しない

分厚い洋書や専門書を小脇に抱えていればさぞかし格好がいいでしょうけど、今からそれを真似しようとすると大怪我をするかもしれません。

もちろん頑張れば頑張るほど難易度の高い語彙やイディオム、文法などがどんどん頭に入ってくるでしょうし、TOEICのスコアもそれに比例するようにアップしていくでしょう。

では何が大怪我なのか?

それが、知っていることと使えることの違いです。料理好きな人がどんどん勉強して様々な素材や調理法を勉強して美食家として評論できるほどの知識を蓄えていたとしても、それは評論家としての高いレベルであって料理人として一流の美味しい料理を作れるかどうかとは別の話なのです。

使えない15000語を知っていることよりも使える1500語を習得している方が断然優秀です。使えない15000語からは何も生まれませんが、使える1500語からは多くのコミュケーションが生まれ、人間関係が生まれ、英語を通じてより広く深い人生経験を得られることでしょう。

難易度の高い頭痛を起こすような使えない英単語と、易しくて頻繁に使われる基本の少ない英単語のどちらを覚えますか?

最重要動詞40個

日常会話の中でもっとも頻出度の高い品詞は何でしょうか?これは日本語の場合ですが、1位が名詞で42%、2位が動詞で26%とのことです。同じ言語であると考えれば英語についても大きく違わないはずです。

であれば、名詞と動詞だけで会話の68%を構成していることになります。名詞は人や物の名称や地名ですから一度覚えてしまえば一生モノです。つまり、残すところの動詞が最も学習に力をいれるべき品詞だということが言えます。

さらに動詞の中でも高頻出で使用されるものが次の40個です。これを自由自在に使えるのと使えないのとでは全く世界が違います。

be do get make have
put go come take find
look keep speak hear live
think know listen mean pass
say see use work bring
lose move run try sound
tell call meet stay need
miss order show read rise

「なーんだ、簡単な動詞ばかり」と思われましたか?そうです、簡単です。しかし簡単だから難しい・・・という禅問答のようになりそうですが、基本動詞は誰もが知っているような単語でありながらそれをバッチリ使いこなせる人が少ないのです。

「基本動詞は10個で十分だ」「いや、6個でイイ」という話もありますが、会話の基本と呼ぶためにはこれくらいが必要最低限なのではないでしょうか?

基本を抑えることのどこがすばらしいかといえば、その基本を始点にしてその後に出会う英語が次から次へと芋ずる式にインプットしていくことができるところです。

基本はよく土台に例えられますが、英語のスキルがどんどん育っていくことを考えると、豊かな大地と例えることもできます。

ありがとう、weblio英和辞書

インターネット上で使える「weblio辞書」というサイトを私は好んで使っています。他にも優れた辞書サイトはたくさんありますので個人の使い勝手や好みで選ばれるといいでしょう。

大人の勉強ではとにかく短時間で最大の効果を得たいので、分厚い辞書をアルファベットから探し出すより辞書サイトで検索して一発表示させれば時間短縮にもなり有難い限りです。

発音に関しても「発音記号」が記載されている上に「音声を聞く」というボタンで発音を確認することもできます。

例えば「take」を検索してみると他動詞と自動詞、名詞を合わせて45種類の意味が解説されています。たった1語でこれだけの解釈があるということはそれだけ使用頻度もまた高いことを意味しているのでしょう。

日常英会話では難解な単語をしようせずにこのような基本単語をうまく組み合わせて会話されていますから、これを自分のものとして使いこなせるかどうかでまったく実力が変わってきます。

意味のそれぞれには用例が掲載されているので具体的にどのように使われるのかがよく理解できます。

意味の一覧の次にはイディオムやフレーズがずらりと並んでいます。例えば「take the place of ~」をクリックするとそのイディオムの解説ページへリンクして「~に代わる、~の代理をする」という意味とともに単語によっては用例も掲載されており、より理解を深めることができます。

時間があるときはひたすらこのようにリンクを辿りながら「へぇ~」とちょっとした読み物を楽しむように見ているだけでも勉強になります。

具体的手順

このような素晴らしいweblio英和辞書を使って基本動詞を完璧にマスターするための手順は次のようになります。本当にコツコツと地味な作業になりますがコレが英語力の血となり肉となりますので頑張りましょう。

変化形の一覧を確認

冒頭にその単語の変化形が紹介されています。現在分詞や過去形、過去分詞などをチェックしておきましょう。ここではのちに出てくる用例の理解のために確認する程度で構いません。また、用例の理解の段階でその都度確認してもよいでしょう。

発音の確認

再生ボタンを押すと単語の音声を確認することができますので何度か復唱して口になじませておきましょう。もちろん英語は単語のつながりで発音が変化しますので、これで単語の発音は完璧だとは言えませんが、基本形としての音のインプットしておきましょう。

用例の音読筆写

ここからが本番です。先ほどの「take」の例で言えば45個の意味が解説されており、ほとんどの解説に用例として例文が掲載されています。ちょっと腰が引けてしまうかもしれませんが、意味を理解した上でこの用例を書き写して音読しましょう。回数は多いだけ良いのですが、大人の勉強には時間がありませんのでせめて丁寧な筆写を1回、その音読を5回行いましょう。

1つの解説に3分を費やしたとしても2時間以上かかってしまう作業ですが、日数をかけてでもしっかりとやっておきたい作業です。また1度きりではなく何度か復習をしますので一朝一夕には終了しない大ボリュームですが、その効果は凄まじいものがありますのでワクワクしながら取り組みましょう。

イディオムとフレーズの音読筆写

こちらも同じようにリンク先に用例があれば音読筆写します。しかし用例のないものに関しては確認程度でよいでしょう。イディオムを単体で覚えてもほとんど自分のものにすることができないので頭の片隅に記憶として取り込んでおくくらいにインプットしましょう。しかし用例のあるものは頻出フレーズであることが多いのでひとつひとつスキップせずに確認して音読筆写しましょう。

習得のコツ

たくさん書いてたくさん読んでも自分の言葉として使えるようになるには反復学習が欠かせませんが、その都度覚えなおすようでは効率が悪いのでなるべく1度の学習でより鮮明に記憶に残したいところです。

そのためには、知識としての理解よりも具体的状況をイメージして動詞の持つ雰囲気ニュアンスを掴んだ上で記憶することが大切です。和訳文だけを暗記しても自由自在に使いこなせるようにはなりません。

想像力と感情を総動員して丁寧に筆写し、ハキハキとした大きな声で繰り返し音読することで、やがてそれは自分の言葉となって染み込んでいくでしょう。

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Category: 大人の英会話勉強法 | Tags: , , Comment »

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