BITE!学習者は歯が命

歯ブラシ

BITEしてますか?

サッカー日本代表の本田選手が出演しているマクドナルドのCMでは力強く「BITE!」というメッセージが打ち出されています。

これには「常識や期待を超える」というマクドナルドの決意が込められていて、1000円バーガーの発売に長蛇の列ができたことはまだ記憶に新しいでしょう。

この「BITE」を英単語として考えれば「噛む」という意味になりますが、ところで噛むという行為にはすばらしい効果がたくさんあることをご存知ですか?

昔に比べればあまり噛まなくてもいい柔らかい食べ物が増え、若者のアゴの筋力も低下していると聞きます。小顔ブームですからアゴの筋肉が発達することを嫌がる気持ちも分かりますが、逆に噛まないことで大きな損をしているかもしれません。

噛む効果

噛むことには様々な効果があります。英会話を学習している私たちとっては記憶や言語を司る脳を活性化してくれるうれしい効果もあります。

唾液の分泌が多くなる

まず噛むことを直接的に行っている口の中の効果ですが、たくさん噛むことによって唾液がたくさん出ます。

子供の頃には「1口で30回は噛みなさい」と教えられたものです。おいしいものはどうしてもすぐに呑み込んでしまいたくなるものですが、しっかりと噛むことで唾液がたくさん出て食物の消化を助けてくれます。

またその唾液には歯の表面を洗浄する効果もあり、口臭を防ぐ抗菌効果まであります。ドライマウスというたいへん恐ろしい病気もありますが、唾液が少なくなることで様々な問題が発生します。

まずは口内環境を整えるためにも何回も噛むクセをつけましょう。

満腹中枢を刺激

ダイエットに興味のある方も少なくないはずです。何より私も10キロ以上ダイエットした経緯もあっていろいろなダイエット情報を試してきたタイプです(^_^;)

そしてダイエットの大敵はやはり過食です。1000キロカロリーを摂取することは簡単でも、1000キロカロリーを消費するためには想像するだけで顔が青くなる運動量が必要です。

おいしいものはいくらでも食べれそうな気持ちになってついつい食べ過ぎてしまいますが、これを防いでくれるのが「噛む」という行為です。

行為そのものの効果もあると思われますが、ここでもやはり唾液が活躍してくれます。唾液が糖への分解を促進して満腹中枢に伝わります。少ない食物をゆっくり何度も噛むことで、たくさん食べなくても血糖値を上昇させて満腹中枢がそれを察知し、「食べ物はもう十分ですよ」と指令を出してくれて食欲が抑えられるのです。

つまり結果的に過食を防いでダイエット効果が期待できるというわけですね。さらには控えめなカロリー摂取に抑えることができれば長寿遺伝子の活性化にもつながることが分かっています。

脳の活性化

噛むという感覚は脳へ伝達します。脳は噛んだという情報だけを処理するわけではなく、その信号は脳の多くの部分へ伝わっていき様々な処理が行われます。

NHKの「ためしてガッテン」という番組で行った検証では、高齢によって歩けなくなってしまった88歳のおじいちゃんに入れ歯をしてもらい、意識して噛むという行為を継続的に行ってもらったところ、1ヶ月後には歩けるようになり、2ヶ月後には姿勢まで良くなり、6ヶ月後には庭仕事をできるまでになったそうです。

噛まないとボケる?

先ほどのおじいちゃんは自分の歯ではなく入れ歯であっても噛む効果を得られましたが、高齢者において残っている自分の歯の本数と認知症について調べた興味深い研究結果があります。

1167人を対象にしたこの調査では、健康な歯と認知症の進行に関連性が認められています。認知症の進行レベルによって高齢者を3つのグループに分け、その人の残存している歯の平均本数を調べた結果です。

  • 認知症レベル<高>・・・ 9.4本
  • 認知症レベル<中>・・・13.2本
  • 認知症レベル<低>・・・14.9本

健康な歯をたくさん持っている人ほど認知症が進んでおらず、自分の歯が少ない人ほど認知症が進んでいることが分かります。

入れ歯では手入れが億劫になったり、噛む感触が得られないために食が細くなるという話を聞いたことがありますので、残存している歯の減少によって噛むという行為を減少させていると考えられるかもしれません。

また脳梗塞によって障害を受けた学習機能が咀嚼(噛むこと)によって回復傾向が認められたという研究報告もあります。

まとめ

たくさん噛むことによって「BITE!常識や期待を超える」効果があります。

  • 消化を助け口内環境を正常化
  • 満腹中枢を刺激してダイエット効果
  • 脳を活性化して認知症を防ぎ、学習機能を向上

という多くの恩恵を受けられます。健康な体と若々しい脳は「噛む」というシンプルな行為によって育まれるのかもしれません。

体が元気ならやる気も湧いてくる、脳が活発ならどんどん新しい知識を吸収できる、噛むことに年齢制限はありませんから、今からできる若返り法ではないでしょうか^^

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Category: 脳科学で活性化 | Tags: , Comment »

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