記憶力は方法を変えるとすぐに上達する

エスカレーター

下りエスカレーター

英会話を上達させるためには結果的にたくさんの語彙や表現を自分の中に記憶としてストックしなければいけません。語彙や表現を記憶することはゴールではありませんから、いくらたくさん覚えたところで英語が話せるようにはなりませんが、大きなスキルを構成する大事な部品のひとつには変わりありません。

しかし先日覚えたはずの英単語の意味が思い出せなかったり、「あ、そっか」と答えを見てから思い出すことが多くて、改めて記憶できていないことにうんざりしていませんか?

たとえ最高の環境で集中して記憶したとしても、そのまま放っておくと忘れようと努力しなくてもどんどん記憶は消えていくものです。

まるで下りエスカレーターを一生懸命に登り続けたものの一息つくために立ち止まるとたちまち下り続け、これまで登ってきた努力などなかったかのようにスタート地点まで戻される様子に似ています(実際に下りエスカレーターを登ってはいけません)。

であれば、記憶力が良い人は下っているエスカレーターを駆け足で素早く登っていける人であり、記憶力の良くない人はエスカレーターをトボトボとゆっくり登ることしかできない人だと言えます。

この登る速度を決めているのが記憶術です。なるべく短時間で、なるべくたくさん、なるべく長期記憶するための方法です。

大人は学生の頃とは違って勉強したくても勉強する時間がありませんから、英会話上達のために効率化を考えなければいけません。

記憶術は便利な道具

記憶力は脳機能の良し悪しではなく上手か下手かの問題です。記憶という機能は情報の「出し入れ」と「保管」の2つしかないので、これらを効率的に使う工夫をするだけでぜんぜん結果が違ってきます。

「出し入れ」とは情報の通路ですからなるべく出入口や通路は広くて大きい方が大量の情報を素早く滞りなく流すことができます。

「保管」では記憶の部屋に情報を整理してキレイに並べられている方が、投げ込まれたように散らかった状態より多くの情報を片付けることができるでしょう。

通路を広くして情報を整理する、それが記憶術です。

深くて大きな穴を掘りたいときに、素手で掘るのか、スコップで掘るのか、ショベルカーで掘るのかという違いです。時間と根気があるのなら素手やスコップでも構わないですが、なるべく短期間で大きな結果を残すためにはやはりショベルカーがほしいですね。

しかし記憶術は道具の一種にすぎません。一生懸命になればなるほど盲目になってしまい、記憶することが最終目標のような錯覚に陥ってしまいますが、記憶術を通して効率的に記憶し、それを自在に使えるようにすることが最終目的であることを忘れてはいけません。

すぐに使える5つの記憶術

「術」という漢字がつくとどことなく難しい特殊技能のように聞こえますが、要は工夫です。どうずれば多くの情報を取り入れることができて、どうすればそれを整理して保管しやすくするかという工夫が結果的に記憶の定着に役立つのです。

目次を覚える

教科書のような書籍を覚えたい場合はまず目次を覚えます。「中身のない目次を覚えても意味がないじゃない?」と思われるかもしれませんが、目次とはその書籍全体を整理した重要な部分です。

これから記憶を入れていくエリアを最初に定義しているものが目次と言い換えることができます。全体を俯瞰して整理しながら記憶作業を進めることができ、結果的に記憶の連携がとれるようになります。

簡単な言葉で言い換える

理解できていないものは記憶に残りにくいものです。規則性のない数字の羅列であったり今までに見たこともないような専門用語は覚えたつもりでもなかなか思い出せないものです。

このような難解な言葉は噛み砕いてから覚えるようにすると理解が進み記憶にも定着しやすくなります。分かりやすい言葉に置き換えたり、理解しやすい例えと一緒に覚えておくことで記憶を引き出しやすくなります。

図解とまとめ

細かい部分のひとつひとつを覚えることができても、それが全体の中でどのような位置関係にあるのかが把握できていないと活用できないことがあります。

また、それぞれの関係性を明らかにして覚えた上で図解という視覚情報にすることでより記憶しやすくなります。

ロールプレーイング

ロールプレーイングとは場面に応じた役割になりきって演じることですが、自分がその場にいるように感じて発言しアクションをすることで記憶しやすくなります。

コツはよりリアルに演じるということです。イメージを膨らませてよりリアリティを増せば体験記憶に近い効果が得られ、結果的に短時間での記憶定着を助けてくれます。

教える

実は習うより教える方が何倍も労力を要すると同時に、教える側の理解も格段に上がります。習う側は自分の中に入ってくる情報を受けいるだけですので、10の情報はそれ以上でもそれ以下でもありません。

しかし教える側は、10の情報を相手に理解してもらうために関連する周辺情報を整理して、角度を変えたり組み合わせたりしながら教える必要があるのです。

そして何より相手に分かりやすく教えるために自分の中ですべて消化しておかなければいけないので、結果的に自分の理解度がさらに深まることになるのです。

もし英会話を一緒に学んでいる仲間がいるのであれば、部分ごとに役割を振り分けて学習し、お互いに教え合うようにするとさらに理解が深まるでしょう。

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Category: 頭が良くなる記憶術 | Tags: Comment »

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