洋楽で英語の発音が上達する?

歌手

発音の重要性

受験英語に慣れてしまっているせいか英語の発音の習得は常に後回しになる傾向がありますね。最近では企業の入社基準や昇進基準として一定のTOEICスコアを求めることが珍しくなくなり、小学校から英語教育がスタートしたりと英語の重要性は高まりつつありますが、誰もが英語でコミュニケーションがとれるレベルになるまではまだまだ程遠いようです。

1万語の英単語を知っていても、長文読解に不自由がなくても、英語の発音が相手に通じなければ英語がまるで話せないのと同じです。

筆談という方法もありますがそれは横に置いといて、意志の疎通をとるためには感情を言葉に乗せてキャッチボールをする必要があります。今日あった出来事を話したり、どこに遊びに行こうか相談したり、流行りの洋楽を一緒に歌ったり、時にはケンカで口論したり、または愛の告白かもしれません。

言葉は人と人をつなぐ重要な架け橋であることは間違いありません。知識ばかり先行して使えない英語をマニアックに知っているよりは、多少カタコトで訛りのある英語でも使える方が何倍も有益です。

リスニングで上達する?

リスニング力の高い人はスピーキング力も高い傾向にあるのもまた事実です。文字としての英語学習から一歩進んで音で認識できるようになれば、おのずと発音もできるようになると信じられています。

しかし統計ではなく一般的に考えてみてリスニング力とスピーキング力に相関があるのは、リスニングが高いレベルにある学習者は同じようにスピーキングの練習もしているだけという見方もできます。

確かに英語が音という情報で記憶されていればスピーキング力があっという間に伸びることと思いますが、発音は体の使い方ですから、聞いて認識する能力とはやはり異なります。自転車の乗り方を見て学習することと実際に乗ってみることが全く異なるように。

つまり文字としての学習やリスニングだけを重点的に勉強し続けたとしても、学校のテストでは評価されてもなかなか英語を話せるようにはならないということです。

洋楽で発音練習するデメリット

親しめる英語と言えば海外ドラマなどありますが、洋楽ファンもまた多いことでしょう。ビートルズやカーペンターズなど洋楽を夜中のラジオで耳にすると懐かしい日々が思い出されます。

そこでよく話題になる「洋楽で英語の発音は上達するのか?」というテーマですが、目的や得られる効果によって考え方は様々です。

例えば資格試験などでスコアアップのために発音の勉強をしたいということであればおすすめできない勉強法でしょう。

歌手独特の歌い方があるためにアーティストによってはクセの強い発音となり、どこででも通用する英語の発音を学ぶことが難しくなります。

日本のビジュアル系バンドをイメージしていただければ分かりやすいかもしれませんが、あのような日本語の発音そのままに日常会話をしていたら笑い者になってしまいます。

また歌はメロディに乗せられているために英文としてのアクセントが正式なものと変わってしまうため、使える英語の発音が習得しにくくなります。英語においてアクセントは日本語よりも大きな意味を持ちますので正確な発音を身に付けなければいけません。

じゃあ、洋楽で発音を練習する意味なし?

いえいえ、目的と効果を選べば洋楽で学ぶことはとてもいいことです。洋楽だけですべてのスピーキング力を網羅することは不可能ですが、それでも洋楽で学びたい理由があります。

洋楽で発音が上達する理由

かつて私はジョージマイケルの歌が大好きでヘビーローテーションしていました。もちろん最初は「いい歌だなぁ」とメロディと声に聴きほれていたのですが、やがて何度も聞くうちに瞼の裏にジョージマイケルの顔が浮かんでくるようなったのです。

いや、別に変な話ではなくて、イメージがどんどん膨らんで目を閉じると暗闇の中で彼が実際に歌っているように想像することができるということです。

そして私は歌うことが好きだったこともあって歌詞カードを片手に歌マネをしていたんですね。ちょっとその姿は親にも見せられませんが、けっこうなりきって歌っていたと思います。

ところが当時英語があまり得意ではなかったので何度練習してもジョージマイケルと同じように歌えないのです。音痴かどうかは別の話として発音ができないんですね。

そこで自分なりに口の形を変えてみたり、息の強さを変えてみたり、舌の位置を変えてみたりしながら何度も何度も歌を繰り返し聞きました。

おかげで今思えば変な方法でしたが英語の発音はかなり良くなり、クラスの留学生から「かっこいい発音をするね、うまいよ」と褒められたのでした。

アーティストや楽曲によっては実用的ではない洋楽もあるかと思いますが、洋楽から得たいものはもっと他にあります。

私の経験では大好きな洋楽で(結果的に)発音の練習をしたことで、徹底的に聞き込んで試行錯誤しながら集中して取り組めました。そのおかげで自分への達成感や満足感を得ることができて、その後の英語学習を加速させることができました。

(英語が話せるって楽しい・・・)

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように好きなものであればバツグンに吸収率が優れていますし、どんどん自分から喜んで追求していくことができます。

英会話の勉強法には効果が見込めるものと見込めないものがありますが、まずは楽しめるかどうかという判断基準で選択をすれば、結果として大きな成果を残してくれるのかもしれません。

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